私が「中田宏」さんを応援したい、と思ったとき

株式会社ハングリータイガー
取締役相談役 中田 有紀子

 「中田宏」さんとは赤の他人の「中田」です。
 その私「中田」はかなり前から“勝手に中田宏応援団”です。なぜそうなったかということを、ちょっと話してみたいと思います。

 私が働いている「ハングリータイガー」という会社は横浜にあります。その創業者であり、現在、代表取締役会長の井上修一が中田さんとは同窓ということで、中田宏さんが横浜市長だった頃よりなんとなく会社とのご縁はありましたが、その頃はそれだけ。格別の関心の対象ではありませんでした。
 その中田さんが横浜市長を辞められ、なんだか変転をされている頃、ご縁が近づいたというのか、この十数年は会長のお供でよくお目にかかるようになりました。ある時、ふと中田さんが「もし、今度私が議員になるときがあったら・・・」と言い出したことがあるのです。私は心のなかで、「どうなりたいの? 総理大臣を目指すの?」そう質問していました。
 中田さんの答えは予想外でした。
「今度議員になることがあったら、何大臣になりたいとか、総理大臣を目指すとか、そんなことは一切考えず、政治のなかで、なにか、おかしいと思うことがまかり通りそうになるとき、きちんと反対意見を言える政治家になりたい」と真剣な顔で言ったのです。数の力に負けず、党内にいても反対意見を言える政治家になりたい、という言葉でした。ズシリと胸に響きました。中田さんがこの十数年の“変転”のなかでたどり着いた人間力のレベルを感じたのです。同時に「いま、私たちが欲しいのはそういう政治家ではないのか」と思いました。軽減税率のようなおかしな税法がまかり通りそうないま、なおのことそう思わざるを得ません。その日から、私は“勝手に中田宏応援団”になりました。